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タマ与太郎
タマ与太郎
novelistID. 38084
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Tadの「なんちゃって留学記」 2008.6.29~7.14

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さて次はドアである。
バスが止まってドアのステップを1段降り、ドアを押そうと思った瞬間、
なんとドアは自動で開いた。
肩透かしを食ったTad。
「あれ、バーを押すとドアが開くんじゃないの?」
そういえばこのドアにはバーが付いていない。

後で分かったことだが、バーが付いているドアはそのバーを押すとドアが開くが、
バーのないドアの場合、ステップを1段降りたところで自動的にドアが開くしくみになっているらしい。
こんなトラップってあり?

さて、交通手段の話に戻ろう。
バスのほかに、バンクーバーの中心街とバーナビー、リッチモンドなどの周辺都市を結ぶのがスカイトレインである。
バンクーバーの中心のウォーターフロント駅からキングジョージ駅までを結ぶエキスポラインと、ウォーターフロント駅からVVC−クラーク駅までを結ぶミレニアムラインの2路線があり、2〜8分間隔で運行されている。

Tadの滞在中は、中心街とバンクーバー国際空港を結ぶカナダラインがまさに工事の真っ最中であった。
Arrivalの章でも述べたとおり、これは2010年の冬のオリンピックへの対応である。

Tadは滞在中日(なかび)の日曜日に買い物のため、このスカイトレインを利用した。
バスの回数券で乗ることが出来るが、駅員はいなく、改札口もない。
つまり、タダで乗ろうと思えば乗れてしまうわけだ。
ただし運営会社のTranslinkのスタッフが時々チケットのチェックをしているらしく、
見つかると$180の罰金らしい。
Tad、ケチな考えをおこすなよ。

バス、スカイトレインと並んでもう一つの重要な公共交通機関がシーバスである。
これは、バンクーバー中心のウォーターフロントとノースバンクーバーをおよそ15分で結ぶフェリーである。
スカイトレインと同様にバスの回数券で乗船することが出来る。
TadはSightseeingの章でも述べるとおり、最後の週末にこのシーバスを利用してミニ観光を楽しんだ。