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津波シェルターについて

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今日の昼間自転車で病院へ向かう途中、とても暖かで近くの橋では猫がお昼寝中!車が通っても起きる気配が無く見ていてあまりにも気持ちよさそうなので一枚写真を撮らせてもらったら、それに気がついたのか頭だけ上げ眠たそうな目でこちらを見るとまた寝てしまった。おかしくて一人へらへら笑いながら病院へ向かった。

 そんなほのぼのとした話とは対照的に世の中おかしな話ばかりで、先日は高野山真言宗が資金運用に失敗して少なくとも6億8千万円の損失を出していたことが、関係者の話でわかったとある。約3700の末寺から集めた檀(だん)信徒からのお布施も含まれているとの記事があった。坊主は上手に坊主の資産運用は出来なかったようだし、こんな記事を見ると信長が比叡山を焼き討ちしたのも分かる気もする。何の運用なのか他人の腹ながら興味があるが入定した弘法大師はその報告を聞いて「だから色即是空といったろ」と説いているのだろうか、はたまた「どあほ!空気よまんか」と説教をしているのだろうかとも考えてしまう。いずれにせよこんな宗教団体であればそれに課税して何がいけないのかと思うし、八十八カ所参りであれば新たに作って何が悪いのか?とも考えてしまった。

 今朝の地元新聞など見てあほらしくなったので書いてみようと思う。以前も書いたのだが津波シェルターの件、これを室戸のある地域に作ろうと予算をつけた。ここは室戸岬から少し北に外れた海に面した小さな集落で住民が175戸200数十人暮らしている場所だ。この次想定される南海地震は室戸で無くても私の住んでいる地域も含めその真下が震源域と想定される。室戸岬は先日日本で何番目かのジオパークに登録された。それはそこが隆起を繰り返しその地層が見られるからで室戸岬はその隆起によって出来ている。つまりそこ自体が震源地ということで当然のこと地震発生と同時に津波は起こり、到達時間は最短で三分だそうで、大きな震度6強だ7だの揺れがまだ揺れている最中に津波の第一波が来ることになる。  それだけで避難する時間が無いことは分かるのに、集落の人々がさも避難できるかの様にとられる報道がなされ、実際起こるであろう事態は一切報道されない。地域住民は「私たちの事を心配して気にかけてくれている」と喜ぶ人もいるがそれは大きな間違いと思う。
 いいですか?多くの家は年寄りが多く、当然部屋の中は荷物が一杯有る状況下震度6強が2分近く続くのである。部屋の中は散乱し足の踏み場無いであろうしパニックにもなり、加えて避難路は狭い所に倒壊しているであろう家屋や瓦が落ちているでしょう。そんな現状の中お年寄りがシェルターへ向かうのにどれだけの時間がかかると思います?通常の避難訓練で行う何倍もの時間が掛かるのは当然のこと。高さ10mとも言われる津波は待っていてくれません。避難できるのでしょうか??私は到底出来ると思えない。