REKISHI
二,支配
我らは、時間空間テロ組織、略してZKTである。
とにかく、今の総裁が気に入らない。
他星との交流だのと言って、変な取引をしているようだ。星民の金までもそこへいく。
しかし、暗殺する勇気がない。それが、ZKT。
奴らを陥れたいんだ、時間と空間を使って。
我らZKTの目的は、主に取引を妨害することにある。
時間や空間を操り、ブツの送り先を変えてしまう。
どうやってって?
そりゃ、企業秘密ってもんだ。教えられないよ。
そう、そして今日も、テロ実行日なのである。
俺のポジションは司令塔だ。
100人を超える部下たちは皆、テレポート付近に潜んでいる。
さあ来い。
悔しがっている奴らを見たいのだ。
1台の車が施設に入っていった。
「突入開始!」
もちろん、総裁がその車に乗っていないことくらい知っている。
奴は、我ら星民の前に姿を現さない。
部下から連絡がきた。
「取り押さえました。ブツはどうしましょう?」
「てきとうに送ってやれ。」
?
「わかりました。」
部下との連絡が途切れる。
何にも言ってない気がしたが。
はっと思い、後ろを振り向こうと…
気が付くと変な部屋にいた。
ただっぴろい研究室のような部屋。目の前には変な機械。
「ヤア,トリヒキノジャマヲシタノカネ?」
機械的な発音。気づいたら、目の前の機械は後ろへ回っていた。
「ジュウヨウナ【モデルクローン】ノトリヒキダッタンダヨ」
機械は奇妙な光を発していた。
我らは、時間空間テロ組織、略してZKTである。
とにかく、今の総裁が気に入らない。
他星との交流だのと言って、変な取引をしているようだ。星民の金までもそこへいく。
しかし、暗殺する勇気がない。それが、ZKT。
奴らを陥れたいんだ、時間と空間を使って。
我らZKTの目的は、主に取引を妨害することにある。
時間や空間を操り、ブツの送り先を変えてしまう。
どうやってって?
そりゃ、企業秘密ってもんだ。教えられないよ。
そう、そして今日も、テロ実行日なのである。
俺のポジションは司令塔だ。
100人を超える部下たちは皆、テレポート付近に潜んでいる。
さあ来い。
悔しがっている奴らを見たいのだ。
1台の車が施設に入っていった。
「突入開始!」
もちろん、総裁がその車に乗っていないことくらい知っている。
奴は、我ら星民の前に姿を現さない。
部下から連絡がきた。
「取り押さえました。ブツはどうしましょう?」
「てきとうに送ってやれ。」
?
「わかりました。」
部下との連絡が途切れる。
何にも言ってない気がしたが。
はっと思い、後ろを振り向こうと…
気が付くと変な部屋にいた。
ただっぴろい研究室のような部屋。目の前には変な機械。
「ヤア,トリヒキノジャマヲシタノカネ?」
機械的な発音。気づいたら、目の前の機械は後ろへ回っていた。
「ジュウヨウナ【モデルクローン】ノトリヒキダッタンダヨ」
機械は奇妙な光を発していた。