「舞台裏の仲間たち」 66~67
アイラブ桐生Ⅲ・「舞台裏の仲間たち」(67)
第三幕・第二章「もう一度口説いてよ」
『黒光』の脚本が書きあがったことで、
劇団員たちに、時絵のスナックに集まれという連絡が入ったのは、
順平とレイコが日立市にちずるを訪ねてから、二週間ほど経ってからのことです。口実のトップにあげられたのは雄二の快気祝いで、二番目が脚本の披露です。そのほかにも色々とありますがと、連絡を担当した時絵は、なぜか、
最後まで言葉を濁したままです。
作品名:「舞台裏の仲間たち」 66~67 作家名:落合順平