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移ろいの中でⅡ 12月12日 廃棄物と金になる農業 追加

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小説家 もどき

この世の中に小説を書いてそれだけで食っていける人はどれくらい居るのだろう?良く本屋に積まれた今月のお薦め本などとあるが、音楽のようにいつもヒットを飛ばす作家がそう居るとは思えない。

 俺は作家になって成功しそれで食っていくんだ!と力む人、できれば文を書いて食っていければいいなとほのかに憧れる人、趣味で書いてますなんて人は世界中にいて、その中にはいまだ発掘されない才能の持ち主というのもこれまた数多く、それは恐ろしいくらいの数で埋まっているのだろうと考えてしまう。

 あるアマチュアの小説とやらを紹介されたので少し読んでみた。その方のコメントらしい表現ではある、面白いもので文を書いても指紋のように文に性格が現れる。この方の性格が文章に出ていてあくまでもテクニックに走ろうとしてしまい表現がばらばらになっている。数行読めばもういいかなとそれで止めた。評論などする気にもなるばかりか読む気も起こらなかった。この方の表現は自分の言葉を読み手に押し付けようとする書き方だった。描写するにしても描写が中途半端で言葉が少ないのに書こうとするから余計わずらわしくなっていた。