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移ろいの中でⅡ 12月12日 廃棄物と金になる農業 追加

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裏返して言えば表現者は人と違ういろんな経験をつみ、酸いも甘いも経験し日頃からいろんな分野に興味をもち観察することを心がけておかないといけないということだろう。「面白い話が出来る人は面白い生き方をした人だ」と村上龍だったかがいったそうだがそうだなと私も思う。人と同じことして同じ考えのものを見たり聞いたり読んだところで新しい発見はないのだから。

 大事なことはそこだと思う。まず自分の芯をつくる。そしてぶれず流されず好奇心をもって興味深く良く観察し記憶に留めそれをエッセンスを交えて表現としていくこと。あとは何も気にすることは無い、自分の表現なのだ。他人にどうのこうの言われるのを気にすることは無い、可笑しいと思えばその時点で直せばよろしい。書きたいことを書き、表現したいことを表現するのみ。評価はその相手一人ひとりがすることであり百人百様あるだろう。あの浅田真央にしたってマスコミは騒ぎ持ち上げるがあんな白鳥はいないし、ゴッホの生前売れた絵はただ1枚だし、1万円の価値しかないといわれた絵が真珠の耳飾の少女だったりするだけで評価はその人その時によりかわるものだ。
ましてや投稿サイトでのランキングな何の意味ももたず、それを気にするより深みを出すため先ずこの瞬間の時間を感じその風、匂い、光、人の会話等々、瞬間瞬間を感じることにエネルギーを使うことをお勧めする。
 
 つまり毎日生きて今を迎えられているこの幸せ感をより感じることになるということである。ただ漫然と生きるのではなく毎日の自然の変化を楽しみ、嬉しさ悲しささえも感じられるのは総て生きているからこそ味わえるのであって、それはたった一度しか与えられていないのだ。たった一度であるならば毎日を無駄にせず思いっきり感じ楽しむことをするほうが自分にとってプラスではないかと私は思う。それを文章が書ける人は文字を通じて他の人に伝える、それが小説であったらいいのではないかと私は思う。