移ろいの中でⅡ 12月12日 廃棄物と金になる農業 追加
4月1日
今日は主だった企業では入社式が行われたようで、私も随分昔を思い出した。ニュースを見てもそんな話で、役所は新年度を向かえ知事の訓示だの市長の話などやっていて、それもまたどのチャンネルも同じ時間同じ内容で辟易である。
きちんとした会社であればこれから新入社員教育が始まる。挨拶の仕方から接遇、技術系であればそのトレーニングや専門のトレーニング、書類の内容から記入の仕方。中には禅道場や自衛隊への体験入隊などというのもあるのだろう。辛いことも一時であり、やろうと思ってもなかなかできないのだからこれも経験と割り切ればそれもまたいい思い出となる。
バブルの頃の新入社員、営業職で採用となり1ヶ月余りの研修を終え現場に赴任してきた。暫く先輩と動向しOJTが続く、その後一人で営業に行くことになった。何ヶ月かしてめでたく契約に結びつけることが出来、契約書を作成するも記入を間違えたので訂正印が必要となる。○○字削除○○字加入と書くのであるがこの男何を学んだのか、いや学ぶ以前の問題だが午前○○時何分削除 午前○○時何分加入と書いて訂正したという。
教えたトレーナーもトレーナーだろうか、それとも教えなかったのか・・・
これで私は○○大卒業と来たもので、なんとも情けなく笑うに笑えなかったのは上司と総務だった。
今日のニュースで新卒3年までで離職率の低い企業というのがでていた。その企業のことを離職者が多い企業「ブラックカンパニー」の反対のことから「ホワイトカンパニー」と名を付けていた。ホワイトがいいイメージなのかどうかは知らないがそういうことなんだろう。
石の上にも三年、その頃になると自分が見えて来るような気になって「俺はもってできるのではないか?」とある意味錯覚、ある意味仕事に欲が出てくる。私のしたいことはこんなことじゃない!などと言い、辞めますとなるのがその頃なんだろう。辞めて自分を高めるのも一つ、落ちるのも一つ。自分の人生、独り身のうちは思いきりやればよい。しかし、企業に再就職してもこれがなかなか初めより良いというのは無いもので、どんどんレベルが下がるのが一般的な傾向ではある。あるが、レベルが下がっても自分がやればいいのであって、それをどうこう思うことはない。
やりたいことを思い切りやる!やりきる!!
それがあれば企業であれ個人であれ辛いことは乗り切れるはず。今日入社した新入社員がこんなところをうろうろしているとも思えないが、まあこれからやってみなさい。
がんばることはない、具体的に動いてごらん、具体的な結果が出るから とは相田みつをの言葉。
そう、とにかく恐れずに動くこと、それが大事。
心配することはない、この世の事はこの世で片がつく。
作品名:移ろいの中でⅡ 12月12日 廃棄物と金になる農業 追加 作家名:のすひろ