バレンタインと小さなさいふ
当時義理チョコなんて言葉はありませんでしたがつまりは義理チョコだったんでしょう。私、これでギブアンドテークが漸く完了と思ったんです。「あの時のお返し」ってまあ本当にお返しでしょうね。
しっかりした子だったから、お返し済むまで使わずにいたのも知れないなって今になって思いますね。
Y子さんはその後一流高校 国立大 今はどこかで国語の先生でもしているのかな?
その話を先日同級生の友人夫婦と嫁さんに話ししたら、女性2人が
「その子あなたが好きだったんでしょうね」って
「お~い!!それかよ!!」 驚きやったな・・・そういわれたの
私ずっと被害者だと思っていたけど、女心ってそんなものなの???じゃあY子さんは一年間おいらのこと好きだったのかあ???
それはないと思うなあ、彼女と私ではレベル違いすぎだしそれに私は当時から煙たがられていたし。
たまたま言葉の流れでそうなって、Y子さんとしてもバツ悪かったんじゃないのかな?
中学卒業し、高校時代は通学列車も一緒で顔を合わせてもほとんど話もしてなかったです。
うちの嫁さんと付き合っている時、嫁さんの親友がそのY子さんと高校の同級生で知っていたのも驚きでしたね。
今一度会って聞いてみたいなって思うな、あの時のこと。
もっとも覚えてるとも思えないけどね。
未だに女心は良く分からないです。
作品名:バレンタインと小さなさいふ 作家名:のすひろ