小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

妖精のたまご

INDEX|7ページ/8ページ|

次のページ前のページ
 


その時、トカゲの声が聞こえました

「馬鹿なやつだな
妖精のたまごなんてありはしないんだ

私が便利に使っている事にまだ気付かない
本当にめでたい奴だなぁ」

その言葉に、フクロウは驚きました
自分は騙されていたんだと知りました

けれど、腹が立つよりも
とても悲しくて、辛い気持になったのです

トカゲの事が好きで、役に立つ事が嬉しくて
このままずっと一緒に居る事も考えたからです

悲しくて仕方が無いフクロウは
そのまま飛び立って行きました

作品名:妖精のたまご 作家名:fool