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八方美人のすすめ 4月 2日 お遍路 追加

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一方わが国の多くの若者は、大学出るとその一瞬の年に名前が売れているからと一流企業を目指しその仕事が合おうが合うまいがそこで勤めることを誇りに思うのは、まるでブランドバッグを持った高校生のようにさえ感じてしまう。

憧れの会社に就職し5月病も乗り切り数年が経って、はたと考え時が来る。「自分がやりたかった仕事は何だったのか?」日常の業務に追われ、ストレスは溜まり、それを晴らすのは同僚や仲間との飲み会。気がつけば数年は経ち、それが天職と感じるまでも無く日常の流れとなり、何より金のためにやめることも出来ず働くことになる。
勿論それで結構。安定した給料、安定した毎日は大切であるが、世の中諸行無常。いつまでも雇ってくれる保障はないし、いつつぶれてもおかしくは無い。そんな話世の中に五万とある。その時自分が自立できていないものは路頭に迷うわけだ。

あなたがこれから就職しようとしているなら、就職しようと考えずに自分がやりたいことをやろうと考えてみればどうだろう。そう考えると世の中の見え方が変わってくるはすだ。何もその会社だけがそれをかなえてくれる会社ではないだろうし、その会社に入ったといって遣らせてもらえる保証は無い。それなら自分がやりたいことをやれる企業に入り自分を磨くのもひとつだと私は思う。これは違うと感じたら辞めて次を探すのもひとつの手だ。
人はそこで働くことが幸せなのではない、自分が光れるもの、自分の存在を求めてくれるが居るから幸せと感じられる。

仕事はあなたが考えているより楽しいものでなければならないが、企業はあなたが考えているほど甘くは無い。

よく考えてみることだね。