紅縞な蜥蜴の爪
見えてる 見えない
僕は僕でいられるかな
自分を見失ってしまわないかな
考えたってわかりやしない
君にだってわかりやしない
僕は僕しかいないから
君は僕にはなれないんだ
人は変幻自在 千変万化
あっちに行ったり
こっちに来たり
辛いことばかりの人生だから
逃げ出したい時も沢山ある
でもね
逃げてしまった僕は
それはきっともう僕じゃない
どこかの知らない誰かなんだ
僕が知ってる僕は
例えば雪のように
見えたとしても儚く消える
冷たい僕は段々積もって
僕の周りに乗り越え難い壁を作る
触ると冷たい壁を
それを壊すのも壊さないのも
僕次第な訳で
僕だけしかいない壁の中は
自分を見つける大きなチャンスでもある
近くにいるのに中々見えない僕
一番の理解者で
一番暖かい
もし見つけられたとして
どうやって壁を壊そうか
それはとっても簡単
その時は一歩だけ踏み出してみよう
壁なんて最初から無かったんだって
きっと笑えるからさ