おちていく…
愛子… 愛子… 愛子…
矢田は、愛子を突き上げるたび愛子の名前を呼び続けた。
「お前は俺のモノ。お前は俺のモノだ」
分かったな?
そう言って、矢田は更に激しく突き上げる。
はあっ……
激しく矢田の腰が動くたび、愛子のむせび泣くような声は更に高鳴る。
あっ…ダメ…。イっちゃう……
愛子がイキそうになった時、矢田は腰の動きを止め愛子の躰を持ち上げ膝の上に座らせた。
「愛子…。気持ちいいか?」
矢田は、愛子の顔を両手に挟むようにして撫であげた。
うん…
コクリと愛子は頷いた。
次に矢田は、愛子を四つん這いにさせゆっくり愛子を味わうように腰を動かしていく。
愛子に覆い被さり、矢田は愛子にキスせがんだ。
「愛子…愛してる…」
耳元で囁く矢田の声が、愛子の躰を熱くする。
「お前は俺のモノだ…。俺のモノ…」
分かってるな!
うつむく愛子の顔をクイッと持ち上げ、矢田は愛子の顔を見つめた。
悶絶する愛子の顔は、喘ぎ声だけで言葉にならない。
「分かってるな?お前は、俺のモノだということを?」
愛子の歪む顔を見るたび、矢田は更に興奮をするのだろう。
行為は激しさを増すばかりで、愛子に休みを与えることなく快楽を与え続けるのだから。
快楽に狂った愛子の躰は、何をされてもそれが愛なのだと思った。
もっと、快楽に溺れたいと、思った。
「分かったのか?」
なかなか矢田の質問に答えない愛子に、矢田は臀部を、パチン!と打擲した。
あぁ…あっ……
喘ぎなのか嗚咽なのか分からない声が、愛子の唇から漏れ出す。
更に続けざまに何度か打擲すると、今度は愛子の髪を鷲掴みにして立て膝の形にした。
矢田は腰の動きを止めることなく、更に奥へ奥へと愛子の中をかき回すのだった。
「分かったのか?お前は俺のモノだ…。分かったか!」
矢田の吐息が愛子の耳にかかるたび、愛子の躰は痺れ壊れる寸前だった。
矢田の腰の動きが早くなる。
「愛子…。イっていいか…?愛子…」
愛子は喘ぎながら、首を何度も縦に振った。
愛子……
そう呟き、矢田は腰の動きを止め力果てた。