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海野ごはん
海野ごはん
novelistID. 29750
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キャンドルで君が脱ぐ

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少し暗くなった部屋の中で下着姿のルミが妖艶に踊る。僕の口元は緩みっぱなしだ。
「次は何がいい?」
と聞きながら、るみは自分でガーターベルトのストッパーをパチンとはずす。
「一気にブラもいいけど、君にまかせる・・・」
「じゃ、ストッキング脱がせてくれる?」
と言いながらルミはつま先を僕の膝の上に乗せた。
「お言葉に甘えまして・・・」
僕はルミの太腿の付け根近くからストッキングをクルクルッと丸めながら脱がせた。
ルミは笑いながら、僕のソファーのそばにあるキャンドルを消してみたいな催促をする。僕はキャンドルをひとつ、唇をすぼめてフッと消した。
これで4個のキャンドルが消えた。
部屋の明るさも薄暗くなり、でもまだ、彼女の体の隅々までは十分に見える。
次は脱がせた足の反対側のストッキングだった。
これはルミ自身、ベッドに足をかけてできるだけいやらしく見えるようにゆっくりゆっくり、わざとらしく僕の顔を見ながら脱いでいった。そして脱ぎ終わったストッキングを僕の首に巻いた。これも少し彼女の匂いがした。
そしてまた火を消した。

あと4個のキャンドルが残っている。今度はガーターベルトをはずす。
そして消す。あと3個だ。
すでに彼女が身につけているものはブラとショーツの2枚だけになっている。ヒュゥ~・・・
さてどうするのかと見ていたら、次に彼女が脱ぎだしたのは・・・ネックレスだった。先ほどから淡い光に揺れて輝くダイアモンドのネックレスだ。
そうか、その手があったのか・・・じゃピアスも・・
僕はルミがネックレスをはずそうと首の後ろに手をやったときに
「ネックレスは最後にしてくれないか・・・裸にダイアモンドが似合いそうだから」と言った。
「ふふん・・・いいわよ、それがお望みなら・・」
喋り方まで、色っぽい女になってしまっている。
ブラをとる前にわざとじらすように間を空ける。
なかなかルミはブラをとろうとしなかった。
長く待たせられるほど期待させられる。早く早くと19の少年のように興奮している僕がいた。