二日で親友が死ぬそうです。
携帯で小学校に電話をして事情を話したらとても同情してくれたようで、校舎に入っていいどころか一日校舎にいる間はマスターキーを貸してくれるそうだ。
「そんじゃいこうか、」
私がそういうと隆太は驚いたように
「ん、計画は?」
「そんなもん行く先々で考えればいいさ、時間は金より重い急ごう!」
距離的に言えば大学病院も小学校も全部同じ私たちの校区内にあるため、自転車での移動が一番早いだろう、隆太に体調は大丈夫か?と聞いたところ、ここでバク転だってできるぐらい元気さ、と答えるので、隆太の家までよってから自転車で移動することにした。
作品名:二日で親友が死ぬそうです。 作家名:type1468