二日で親友が死ぬそうです。
「よしまずは小学校へ行こう!」
隆太が言った。
俺と隆太は小学校と中学校は同じであった。高校受験で学校は違ってしまったのだけれど。べつに交流が途絶えたわけでもなくちょくちょく会っていた。
「小学校が・・日曜だし小学生に補習はないだろうから空いてるかもな。ちょっとタウンページ持ってくるな。」
「お、行動が早くていいね。」
「時間は限られてるからな。」
といって私は近くの公衆電話に行ってタウンページだけ持ってこようとした。離れようとした一瞬だけ隆太がとても寂しそうな顔をしていた。
そうだ、、、時間は限られている私はこの二日間は無駄な時間を少しでも費やしてはいけいないのだと心の中で決心した。
作品名:二日で親友が死ぬそうです。 作家名:type1468