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つゆかわはじめ
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novelistID. 29805
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蒼空の向こう

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 ホステスは、使い終わったオシボリをかき集めると、スカートの裾を下に引きながら立ち去った。バーテンにオーダーを告げている。

 酔客が、聞きなれた曲を歌い出した。終われば、パラパラと拍手が起こる。
行儀の良い客ばかりのようだった。


「先生・・・探し物・・・居ないようだね」

「うん・・・見当たらない」

「さっきのブーちゃんが来たら、聞いてみようか・・・」

「・・・いや・・・様子を見ようよ・・・それに、来たばかりだし、ゆっくり飲もうよ」

「そうだね・・・それにしてもシケてんなぁ・・・なに?あのホステス」

「末永は口が悪いね・・・ぽっちゃりで可愛いじゃないか・・・」

「また、そんな心にも無いことを・・・」

「あの子・・・下着を着けていなかったわ・・・先生、気づいたでしょう?」

「・・・うん・・・ビックリしたよ・・・パンストだけだったね・・・しっかり見えたよ・・・ここってそんな店なのかな・・・」

「何だって!」

「シッ・・・末永、声がでかい。それに、ブーちゃんの股間になんか、興味はないだろう」

「それとこれとは別だよ」

「何が別なんだよ・・・ハハハ」

作品名:蒼空の向こう 作家名:つゆかわはじめ