蒼空の向こう
「信じられない・・・」
「先生・・・行こう!」
「何処に?」
「鳥栖・・・良子が運転するって・・・行こうよ」
「まだ、3時じゃないか」
「いいじゃん・・・何処かで、ご飯食べていたら夜になるよ・・・行こうよ」
「チャーリーの世話があるから・・・戻らないと」
「じゃあ、逆に遅い時間に行こう。10時に、先生んちに迎えに行くよ」
「・・・分かった・・・じゃあ、頼むよ」
「了解!お迎えに上がります!」
「解読不能だ」
「お互いね・・・ハハハ」
受話器を置いた。僕は、企画部を去るべきかどうか迷っていた。
裁判は長引く。その間、また作って売れば、つじつまは幾らでも合わせられる。H社側は、そう高を括っていたのだ。
著作権、肖像権については曖昧な部分が多く、特に肖像権に関しては法律が適用しにくい。イタチごっこの感は否めない。



