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つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
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蒼空の向こう

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「先生・・・やっぱり・・・貸すよ。良子、いいだろう?」

「クスッ・・・タッチャン・・・飲みすぎたかな?」

「良子・・・オレは酔ってなんかいないぞ・・・嘘は良くない・・・嘘は良くないぞ・・・俺たちは正直に付き合ってきた・・・そうだろう?」

「・・・はい」

「お前の気持ちは、手に取るように解るんだ」

「タッチャン・・・これ以上先生を困らせちゃ、可愛そうよ」

「先生・・・俺ね・・・今まで無茶苦茶やってきた・・・今、こうして会社で働いていることが不思議なくらいなんだ・・・離婚も2度した・・・でもね・・・良子の為にも、まともに生きようと決めたんだ。これからは良子の為に生きる」

「だったら・・・まともに生きろよ」

「うん・・・そうする・・・でもさ、先生が好きなんだよね・・・こんなの初めてだよ。先生に幸せになってもらいたいっていうか・・・どう言えば良いのかな・・・その為なら良子も貸すよ。良子だって、先生に抱かれたいって思っているだろう?」

「そんな事、言えるわけ無いじゃなない」

「ほら・・・先生・・・言ったと通りだろう・・・良子も、先生が好きなんだよ」

「ありがとう・・・と言っておこう」

「先生・・・」

「うん・・・」

作品名:蒼空の向こう 作家名:つゆかわはじめ