戦国野球
せっかく球場に足を運んだのに、ひいきのチームがノーヒットというのでは高い入場料を払ってまで観た満足感が得られない。勝ち負けを超えた闘いが見たい、という人々の需要に応えるべく『戦国野球リーグ』が発足され、そのエキサイティングな内容からすぐに人気が出た。奥羽の伊達、北関東の足利、南関東の武田、北陸の上杉、東海の織田、関西の豊臣、中四国の毛利、九州の島津という8チームで構成されている。時期をみて数チームの新規参入表明があれば2リーグ制も検討されるという噂もある。
このリーグのルールはプロ野球と同じだが、ラフプレーが許されている。タックルのようなスライディングで野手にぶつかっていいし、タッチする野手も走って来る相手を負傷させてもいい。ただし甲冑姿で走力が落ちるので塁間、バッテリー間の距離は短くなっている。そして軽量化されたといっても甲冑なので7回で終了というルールだ。さらに延長戦も無い。
負傷退場もよくあるが、危険球退場というルールは無い。相手の戦力ダウンのために故意にぶつけることもあるだろう。もちろんバッターもピッチャー返しの打球でやり返すことも可能だ。バッテリー間が短くなっている分、これは脅威だ。投手は軽量化された甲冑を身につけるが、選手によっては、ホッケー用のマスクを着用したりする。まさに命がけ野球なのである。
このリーグのルールはプロ野球と同じだが、ラフプレーが許されている。タックルのようなスライディングで野手にぶつかっていいし、タッチする野手も走って来る相手を負傷させてもいい。ただし甲冑姿で走力が落ちるので塁間、バッテリー間の距離は短くなっている。そして軽量化されたといっても甲冑なので7回で終了というルールだ。さらに延長戦も無い。
負傷退場もよくあるが、危険球退場というルールは無い。相手の戦力ダウンのために故意にぶつけることもあるだろう。もちろんバッターもピッチャー返しの打球でやり返すことも可能だ。バッテリー間が短くなっている分、これは脅威だ。投手は軽量化された甲冑を身につけるが、選手によっては、ホッケー用のマスクを着用したりする。まさに命がけ野球なのである。