小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ドッグダム(DOGDOM)

INDEX|79ページ/84ページ|

次のページ前のページ
 

 プリンス・ルイスの剣が青く光った。ルイスが剣を突き上げる。
 ティガの喉を大覇王の剣が突き刺した。

「グッ・・・グッ・・・グアアアア〜〜〜〜!」

 ティガは喉から鮮血を滴らせながら、城壁を越えて逃げていった。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・」


「三匹とも・・・見事であったぞ・・・・我が息子ルイス・・・見事だ。」
「はい・・・父上・・・・仕留める事はで来ませんでしたが、深手は負わせたかと・・・」
「うむ・・・ティガは黒い森に逃げ去った・・・生きていたとしても、暫くは出て来れまい」

 王妃レナがプリンス・ラムと共に駆けてきた。

「ソルジャー・マスター・・・私の息子!」
「レナ様!」

 マスター・ソルジャー、サンは駆け寄ると、王妃の前に跪いた。

「ご無事で何よりです」
「貴方こそ・・・マイ、サン」

「さて・・・ティガは黒い森へ逃げ去り、ドッグダム城は取り戻した。残る仕事はあと一つ・・・だな・・・先ほどのハチベェ殿は・・・いずこ?」
「ここに控えております」