ドッグダム(DOGDOM)
「だよね〜クールで凛々しくて・・・素敵だったなぁ」
「そうなんよ〜〜素敵なんよ〜〜」
謁見の間。
「そうか・・・賢王ミウが殺されたか・・・」
「はい。ドッグダムはティガとハイナの手に落ちました・・・残された仲間達の安否が心配です」
「うむ・・・ティガは我々ビーグル族にとっても脅威。蘭丸殿、ドッグダム王国と連れ去られた王妃レナ様の奪回に手を貸しましょう」
「本当ですか!・・・お礼の言葉もありません。チャーリー・ジュニア・キング。心から感謝いたします」
「ところで、賢王ミウの亡骸は今、どこに?」
「はい。ドッグダムの西。教会の祭壇に置かれたままです。それも、心苦しい・・・」
「いや・・・それが、幸いしたかもしれませぬ・・・」
「はて?・・・それは・・・」
「うむ・・・・王子はまだ戻らないのか?」
「はい。プリンセス・ラムさまと森を見回ってくると・・・」
「そうか・・・戻ったら、私の所へ来るように伝えろ」
「はっ!畏まりました」
作品名:ドッグダム(DOGDOM) 作家名:つゆかわはじめ



