ドッグダム(DOGDOM)
「ビーグル族が力を貸してくれるの?」
「今、蘭丸殿とソルジャー・トラジーが、我が王、チャーリー・ジュニア・キングと会ってるっちゃ」
「そうか・・・戦になるのね・・・べっちゃんはソルジャーなの?」
「そうっちゃ。ソルジャーっちゃ・・・お前は、何をしてるっちゃ?」
「パン屋をやっていたわ・・・もうできないけど・・・」
「またやれるっちゃ・・・街を取り返せばいいっちゃよ」
「べっちゃんとお話していると元気が出てくるわ・・・ありがとう!」
「そうか。良かったっちゃ」
「べっちゃん・・・」
「何だっちゃ?」
「お友達になってください」
「もう、なってるっちゃよ。」
「嬉しい!・・・仲間を紹介させて」
「もう憶えたっちゃよ・・・・その可愛らしい子がソラ。シーズが占い師チャコ。で、ダンサーの・・・・・長くて忘れた。ハハハ、ゴメンっちゃ。もう一人ダンサーのハナ。お前がモモコでその友達のココ・・・だっちゃ。此処に来る途中、お前達の会話を聞いて憶えたっちゃ」
「ビーグル族って友好的な種族だったのね」
「争いは好まないっちゃよ。だから、この青い森で暮らしているんよ。でも、敵に回したら怖いっちゃよ」
「べっちゃんは、弓を使うのよね。かっこいいなぁ」
「へへ。でも、一番はクッキーなんよ。あいつがナンバーワンだっちゃ。どんな遠くでも射抜く、化け物みたいっちゃ。後で、腕前を見せてもらったら良いっちゃよ」
「そう・・・優しい感じだったけどね・・・そんなに凄腕なんだ」
「凄いのは弓の腕だけなんよ。弓を取ったら、唯の、お犬よしっちゃ」
「ハハハ・・・・べっちゃん。プリンスとプリンセスが居たけど・・・」
「プリンセス・ラムは私の親友なんよ。幼馴染だっちゃ。プリンス・ルイスは皆の憧れっちゃ!」
作品名:ドッグダム(DOGDOM) 作家名:つゆかわはじめ



