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つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
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ドッグダム(DOGDOM)

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 ハイナ達が怯んだ。

「うっ・・・こいつ・・・何で、死なない・・・」

 トラジーは懐から大きな袋を出した。大きく開いた切り口から、鯛焼きが零れ落ちた。

「貴様ら・・・よくも俺の大事な鯛焼きを・・・絶対に許さん!ウグァ〜〜ガァ〜〜」

 閻魔大王の形相。怯んだハイナは隙だらけになる。その隙を突いてマイクが切り込んだ。元々、ハイナ族は烏合の衆だ。バラバラと崩れ落ち、シッポを巻いて逃げていった。

「やった!・・・ハイナ達が逃げて行くよ〜!」

 ココ達は飛び上がって喜んだ。タカコがトラジーに駆け寄る。

「死んだかとおもったぜ・・・それにしても強いな・・・どうした?震えてるいのか?」
「ああ・・・・怖かった・・死ぬほど怖かった・・・ブルブル・・・」