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つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
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ドッグダム(DOGDOM)

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「チャコ・・・ほら、こっちこいよ。あんな事を言ったら、殺されるぞ」
「あ、マイクか・・・でも・・・来るンだよ・・・」
「悪魔でもやってくるというのか?」
「いいよ、どうせ信じないんでしょう」
「俺が信じても他の犬達は信じないよ」
「逃げたほうがいい・・・・今すぐ」
「どこへ?」
「青い森」
「バカ、そこに入った犬は、二度と出てこないって言うじゃないか」
「うんにゃ・・・出て来れないのじゃなくて・・・出てこないだけ」
「訳のわからん事ばかりだな」
「だから・・・信じなくても良いから・・・逃げて、マイク・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・解った。じゃあ、一緒に逃げよう」

「あら、占い師チャコ様」
「そういうあなたはソラちゃん。」
「・・・・無視かよ・・・・・」
「ソラちゃんも来てたのかぇ〜」
「はい・・・この目で見ないと信じられなくて」
「そうだね・・・あら、よりによって・・・お二人さんまで〜」
「あっ、ソラちゃん!」
「モモコちゃん・・・それにココちゃんも。来ていたのね・・・って言うか、モモコちゃんのお店の前だった・・・」
「あ、タカコさんにトラジーさん・・・お店は、お休みなのですね」
「こんな日に開けられないよ〜。次の国王は誰になるのかね・・・」
「トラちゃん・・・不謹慎よ。まだ「送儀」も終わってないのに」
「あ、ゴメン。悪かった・・・でも、みんな気になるところだろう。それだけ偉大な王様だったからなぁ。おかげで、俺たちは安心して商売できていたんだし・・・」
「そうよね・・・トラちゃんの言う通りだわぁ」