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「出ない、出な〜〜〜い！」
「そう言えば・・・ソラちゃん」
「はい・・・何か？」
「くしゃみ・・・忘れてない？」
「・・・・あっ・・・ホントだ・・・くしゃみが止まってる。きっと楽しいからかな〜」
「う〜〜〜〜ん・・・・やっぱりソラちゃんみたいにならないと駄目だわぁ・・・可愛すぎる」


「イッツ・ショウ・タ〜〜〜〜〜〜イム。さぁ！さぁ、さぁ、さぁ！いよいよ、ダンスコンテストっだぁ〜〜〜！明日の輝けるスターはいるかな？・・・さぁ、出ておいで〜〜！それとも二人のセクシーダンスの後じゃ、手を挙げる勇気も無いかな〜〜！？」
「はい！」
「おっ・・・勇気のあるヤツがいたぜ〜！一番乗りは、シェルティ君。カッモ〜〜ン！」

　若いオスのシェルティがステージに上がった。毛艶も良く、なかなかのルックスだ。

「ナイス・ドッグだね〜〜名前を聞こうか？」
「ジェリーです」
「Ｓｏ・・・ジェリーはハウ・オールド？」
「二歳」
「青春真っ只中だね・・・・覚悟はいいかい？」
「大丈夫っす」
「なかなかのガッツだ〜〜さぁ〜〜〜カッモ〜〜〜ン！」

　ジェリーと名乗る若いシェルティは、ミヒャエル・ジャクソン張りのブレイクダンスを披露した。場内から拍手が沸き起こった。