小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
つだみつぐ
つだみつぐ
novelistID. 35940
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ひとつだけやりのこしたこと

INDEX|71ページ/95ページ|

次のページ前のページ
 


【かをりへのメール 2011年4月14日 1時44分】

深夜までつきあってくれて、ほんとうに助かりました。

朝5時からやさいの配達のために車を運転するから、少しでも寝ないと。昨日もおとといもほとんど寝てないから。

なんとか、がんばって、生きます。

いまわたしが死んだらさとみに一生消えない重荷を背負わせちゃうし。

しつこいようだけど、ありがとうございました。

【かをりからのメール 2011年4月14日 9時48分】

つださんは本当にさとみさんのことを愛してるのよね
だから だれよりもさとみさんのしあわせを願ってる

それは何よりも素敵なことだと思います


日々の暮らしが降ってくる・・・

毎日を過ごしているうちに 何か見えてくるものがあると信じています


こういう時 みゆき歌があってよかった・・・と 本当に思います

【かをりへのメール 2011年4月14日 12時56分】

いま家に帰りました。

昨夜のこと、とても感謝しています。どれぐらい感謝しているか、うまく伝わるといいのだけれど、びっくりするぐらい楽になりました。
「こんな夜には女友達」。
ん?

立ち直ったわけじゃなく、混乱していた気持ちの整理がついたの。
1.わたしの悲しみは、わたしがどうにかする。
2.それとは別に、さとみにしあわせになってほしい。
3.わたしがめそめそしていたらさとみはまっすぐ全身で新しい恋に向かえない。それはさとみにも新しい相手にも不幸なこと。
4.それでも、うまくいかないことはあり得る。そのときは「お帰り」って無条件で迎える。もう一度わたしが傷を癒す。

だって、単純に、わたしはさとみが大好きだから。


あ、

かをりさんのしあわせも祈っているよ。ほんとだよ。そっちはわたしがどうこうできることじゃないけど、グチを聞くとか、一緒に泣くとか、一緒に怒るとか、もしほしかったらアドバイスするとかできるし。

あのね、かをりさんがいなかったらこんな気持ちになれなかったかも知れない。自分の悲しみのやり場がなくてさとみを責めたり嫌みを言ったりしていたかも知れない。
思ったんだけど、悲しみをちゃんと悲しむこととそれにとらわれることとは、たぶん違うんだ。

うん、これからも、つらいことがあったら速攻でかをりさんに言おう。うんうん。