ひとつだけやりのこしたこと
桜 2009年04月21日 14時10分
(日記「長崎空港送迎デッキ」によせられた「おめでとう」のコメントに対して)
○○さん、○○さん、(中略)、みんな、わたしたちのしあわせを一緒に喜んでくれてありがとう!とても暖かいコメント、こころから嬉しく思います。
>今2人暮らしなんですか?(○○さん)
いえ、このときは3日だけ。次に来れるのは6月か7月。
一緒に暮らすのはいろんなことを整理してからだから、まだ先。
このとき初めて彼女がここに来たのだけれど、ちょうど桜が満開でした。
西海橋公園と西海橋コラソンホテルの桜に感激しながら、彼女は
去年の今頃はね、毎日泣いていたの
桜を見ても悲しかった
もう二度と、一生、桜を美しいなんて思わない、と思っていたよ
こんな日が来るなんて思いもしなかったよ
こんなにしあわせになるなんて考えても見なかったよ
二度と泣かさないよ。もう十分泣いたもの。一生分にも、多すぎたぐらいだよ。
始まりだよ。
これから毎年ここで一緒に桜を見よう。
作品名:ひとつだけやりのこしたこと 作家名:つだみつぐ