小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

CHARLIE'S 23

INDEX|84ページ/88ページ|

次のページ前のページ
 

サンはオネェに磨きが掛かり、XXX(トリプルX)の看板犬となった。その手の雑誌のカヴァーを何度も飾る程のスター犬になった。
タイムズスクェアで彼(彼女)を知らない犬はいない。

チャコは飼い主のAJと一緒にニューヨークを出てジャマイカに行った。ブードゥーの修行を積む為だという。
つい最近、ハーレムでAJを見かけたという噂を耳にした。
噂だ。
居たのかもしれないし・・・他人の空似だったのかも知れない。

クッキーはデュークと一緒にロサンゼルスに行った。
相変わらずアマデウスのピアノの下に居るはずだ。

ベッちゃんはソビエトからスカウトがやって来た。
かの有名なサーカスだ。
だが、ベッちゃんは(ニューヨークからは、死んでも出ないっちゃ!)と断ったらしい。
時々、ハチベェとイース・トリバー・サイドを歩いているのが目撃された。春が近いのかもしれない。

マイクは地位も名誉も捨てて、旅に出た。アメリカを横断するという。仲間は「危険だから止めろ」と、止めた。
だが、マイクは「危険だから行くのだ」と旅立っていった。

ロッキー・バルボアはロックランドに帰り、静かに暮らしている。
時々、ドッグダムに遊びに行っているようだ。

ジムは飼い主が戻ってきた。
今はチェルシーで幸せに暮らしている。
結婚して子供が生まれ、男の子にはチャールズと付けたが、飼い主が付けた名前はトムだった。

デュークは「A列車で行こう」が世界的にヒットし、コットンクラブを去る事になった。
今はロサンゼルスに居を構え、煌びやかな世界で暮らしている。デュークはチャーリーJr.達との別れをとても悲しんだが、最良の選択をした。
作品名:CHARLIE'S 23 作家名:つゆかわはじめ