CHARLIE'S 23
「へぇ・・・何時の間に?ロックランド郡は高みの見物でも良かっただろうに・・・ルイス、どうやって口説いた?」
「ハチベェ・・・それはナイショだよ」
「何がナイショだ・・・言えよ」
「だから、秘密だって・・・」
「ハチベェさん!お兄ちゃんがオオカミと戦ったの!・・・それでロックランドの犬達が応援に来てくれるのよ」
「オオカミ!?・・・そう言えば・・・お前、アチコチ、傷だらけだな・・・へぇ・・オオカミ・・・良く命があったな。凄いぞ、ルイス」
「ハチベェだったら掠り傷一つ負ってないよ。僕、足が遅いから・・・」
「ハハ・・・何を言うか・・・このヒーローめ」
「へへ・・・」
「サンネェはどうだ?」
「それがね・・・・5,000も集まっちゃたのよ〜〜信じられな〜い!」
「そりゃ、凄いな・・・皆・・・コレ・・か?」
「そそ・・・皆、チャーリーJr.の恋人よん!」
「ハハ・・・ハ・・・・嬉しいような・・・そうでない様な・・・でも、良く集めてくれたな・・・・流石にリーダーだ」
「オフ・ブロードウェイは3,000よ〜」
「ハナ、アヅキそして、ペコ・・・ありがとう。良くやってくれた」
「私達が腰を振ったらこんなものよ〜!」
「ワシらはたったの500だが・・・・」
「何を言うんです、ハナビ神父。ロクさんも怪我犬のお世話で大変でしたね。充分ですよ」
「済まんのぉ」
「チャーリーJr.私達も頑張ったわ」
「ソラ・・・それに、モモコとココだね」
「私達三匹で2,000・・・少ない?」
「凄いじゃないか!・・・ノラが殆ど居ないエリアで、良く集めたね。これで予定の10万が揃ったな・・・・・・・・おやっ?あれは・・・」
8番街からセントラルパークへと行進して来る集団がる。
作品名:CHARLIE'S 23 作家名:つゆかわはじめ