CHARLIE'S 23
「タカコ・・・ダウンタウンはどうだ?」
「私じゃ力不足だからトラジー・ボスに頼んだわ・・・チャイナタウンはコリアと手を結んだの」
「そうか・・・それは嬉しい話だね。これからは仲良くやれるな」
「ええ。皆、そっちの方が幸せだと気づいたのよ。これからは互いのエリアを堂々と歩けるわ」
「どれくらいになった?」
「およそ8,000よ」
「凄い数だな・・・そんなにいたのか?」
「半分はブルックリンからよ・・・ジムがパイプを作ってくれたの」
「そうか・・・ジム、やったな」
「へへ・・・それだけじゃないですよ・・・合図を送れば2万がブルックリン・ブリッジを渡ってきます。もう、埠頭に集合しているはずです」
「2万!?」
「はい。あの後、皆が走り回ってくれました」
「・・・凄いじゃないか」
「何時でもOKです」
「心強い!」
「チャコ!・・・ハーレムは?」
「4万じゃ〜〜」
一同どよめいた。
「凄い数だ・・・」
「それに・・・」
「まだいるのか?」
「いるぞえ〜〜。ブードゥー犬が2000じゃ〜〜。合計4万2,000・・・足し算はあっているかぇ〜〜」
「ハハ・・・合っているよ、チャコ・・・流石だ」
「パパ!ぼく達も!」
「そうだったな・・・皆!ルイス達がロックランド郡から応援を呼んでいるんだ。間も無く来る頃だろう」
作品名:CHARLIE'S 23 作家名:つゆかわはじめ