CHARLIE'S 23
突然、銃声が響いた。
「ジム!・・・隠れろ!」
チャーリーJr.とジムは反射的に路地に飛び込んだ。
「パンッ!・・・パンッ、パンッ!」
銃声は何度も聞こえてきた。しかも、その音は次第に大きくなっていった。こっちにやって来る・・・。
「パンッ、パンッ!」
チャーリーJr.とジムは建物の影から頭だけを出した。
顔を出して驚愕した。何百という犬達が必死の形相で此方へ向かってくる。
その後方からは数十人の人間が、銃を乱射しながら追いかけていた。
「パンッ、パンッ!」
犬が撃たれた。
大型のラブラドールだ。撃たれたラブラドールは、一瞬で命を奪われ、地面に叩きつけられた。
微動だにしない。アスファルトが赤く染まっていった。
「どうしたんだ!・・・一体・・どうして・・・」
ダダダダダッ・・・目の前を、足音を轟かせながら犬達が走り去っていく。
「助けて!・・・助けて!」
「パンッ・・・パンッ」
目の前で子犬が撃たれ、そのまま砂浜へ転がっていった。
作品名:CHARLIE'S 23 作家名:つゆかわはじめ