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つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
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CHARLIE'S 23

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「あの・・・聞いて良いかしら?」
「あなたは・・・・ソラさんですね」
「ええ・・・戦うって・・・一体、何をどう戦うの?人間を襲うの?」
「そうではありません。我々は、人間と仲良くやってきた。だから、これからもそうしたい。僕たちが本気で牙を向けば人間達よりも強い事も知っています。でも、殺し合いからは何も生まれません。訴えるんです。人間の心に訴えるのです。それには圧倒的な数が必要です」
「具体的に・・・どれくらい?」
「セントラルパークを埋め尽くす程です」
「そんな・・・無理よ」
「最初から諦めちゃだめです。一匹が2匹集めるだけでいい。その2匹もまた二匹を有志にするんです。それで10万匹まで一気に集めるんです」
「そうか・皆が2匹ずつね・・・・それなら出来そうだわ」
「出来ます。僕はそこへARCを連れて行く」
「ラジオ局ね・・・それで何時決行するの?」
「11月・・・25日」
「その日は何かあるの?」
「はい・・・合衆国大統領が・・・このニューヨークに来ます。チャンスは・・・その日しかない。前日の11月24日。午前零時・・・セントラルパークに集合させます」
「私!・・・やるっちゃ!・・・捨て犬の為だけじゃ無いっちゃよ。皆の為だっちゃ!」
「私は力が無いから、病気の犬の世話をしましょう・・・自己紹介が遅れました・・・ドクター・ドリトルの飼い犬、ロクです。」
「ありがとう!・・・ベッちゃん・・・それに、ロクさん」
「私もやるわ〜」
「私も!」
「ちょっと待った!・・・アタイを忘れないでね」
「君は?」
「おじさん・・・トリプルXのサン・ネェサンだよ」
「あら、ハッちゃん、ありがと〜ん」
「何時も言っているでしょう?ハチベェ・・・」
「ハチベェ・・・トリプルXって何だ?」
「ブロードウェイにあるでしょう?XXX・・・・・・トリプルX」
「ああ・・・アダルティな店だな・・・じゃあ、サン君・・・いや・・・何て呼べばいいんだ」
「オカマは止してね・・・ゲイのサンネェよ。ゲイ仲間だったら500は固いわ〜・・・やだぁ・・・固いとか言っちゃった〜〜タマは無いけど肝っ玉の大きさなら負けないわよ〜」
「そ・・そりゃあ、頼もしい・・・・じゃあ、サンネェ・・・1,000お願いします」
「ああ〜〜ん!いきなり倍なのねぇ〜〜チャーリーJr.さんって・・・Sなのぉ?
もう、ドМの私・・・感じちゃう〜〜」
「と・・・とにかく1,000を目標にお願いします」
「気にいっちゃったから2,000・・・やっちゃうわ〜やぁ・・・また、やっちゃうとか言っちゃった〜あんっ!」

こうして・・・チャーリーを含め22匹の勇士が結束した。みな、亡き蘭丸の魂を胸に・・・
西洋ボダイジュの木の下。チャーリーズ・23が誕生した。
作品名:CHARLIE'S 23 作家名:つゆかわはじめ