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つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
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CHARLIE'S 23

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アヅキ<ロングコート・チワワ>とペコ<同じくロングコート・チワワ>は、ご存知シアター・リナのダンサー。
そこで一緒に踊る「へそ天クネクネダンス」のハナ<ジャパニーズ・シバ>。
チャイナタウンのタカコ<ミックス>。
コリア犬のボス、トラジー<ミックス>。
占い師AJの飼い犬、チャコ<シーズ>。
ウエスト・サイドの反逆児マイク<ミックス>。
レストラン・アイリスのモモコ<ミニチュア・ダックス>とココ<同じくミニチュア・ダックス>。
コットンハウスのピアニスト、アマデウスの飼い犬、クッキー<ビーグル>。
コットンハウスに棲む、チャーリーJr.とその子供、ルイスとラム・・・。
最後に、ルイスの親友ハチベェ。
22匹が別れを惜しんだ。

ハナビが口を開いた。
「私は普段から口が悪いけど・・・蘭丸の悪口は言ったことがありません。それ程に出来た犬でした。彼はこの一月のニューヨークの変化にも凄く敏感に気づいていて、憂いていました。物凄い勢いで捨て犬が増えています・・・これから一体どうなるのでしょう・・・」
「私たち飼い犬だって明日の事は判らないわね・・・あ、私、タカコ・・・蘭丸さん、若い時はダウンタウンにいたから古い友達なの。よろしくね」
「私はソラです。時々、おサンポでジーオン教会には行っていました。良く、相談にのって頂いていたの・・・アストリアに棲んでいます」
「君があの高級ホテルのアイドル犬か・・・俺、マイクって言うんだ、宜しくな」
「ふふっ・・・凄くワイルドな犬ね」
「私たちは・・・オフ・ブロードウェイでダンサーをやっている、アヅキとペコ、それにハナちゃんよ。・・・蘭丸ちゃん・・・目が見えていた時は、一匹で来ていたのよ〜〜楽しい犬だったわ〜」
「私はイーストサイドの自動車工場に住む・・・べッ・・・ちゃ!」
「???何と言う名前なの?」
「だから・・・・ベッ・・・ちゃ!」
「ベッチャね」
「違うっちゃ・・・ベッ・・・ちゃ!」
「だから・・・・ベッチャでしょう?」
「・・・・・・・ベッ・・・・ちゃ・・・・・」
「ハハ・・・最後に(ちゃ)をつけるから、ややこしいんだよ。で、なんていう名前?」
作品名:CHARLIE'S 23 作家名:つゆかわはじめ