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つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
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CHARLIE'S 23

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「うっ・・・100匹の10倍の5倍で・・・ざっと120匹ってとこですか・・・すくねぇ!」
「・・・・お前の頭は空っぽか?・・・振ったら脳みそがタプタプと鳴るんじゃネェのか?・・・おい!アル・・・何匹だ?」
「へぇ・・・骨が100本入った籠が10個って事で・・・それが更に5山あるって事で・・・・数え切れませんぜ」
「・・・ジェイクよりもマシな答えだな。一体、どうやって集めた?」
「集めたんじゃない・・・集まったんだ。捨て犬達だよ。知っているだろう。ニューヨークの現状を・・・」
「確かに、犬達にとっては大変な事になっているな。だが、俺達には関係ないさ」
「そう言っていられるのも今の内だ・・・ペスカトーレ・・・同じ犬同士、手を貸して欲しい」
「ビジネスか?」
「ああ、ビジネスだ」
「俺が手を貸す見返りは何だ」
「自由」
「自由?」
「そうだ、自由だ。手を貸してくれたらチャイナタウンやコリアの連中には此処に手を出さないように話をつけてある」
「ハッ、ハッ、ハッ・・・何を言い出すかと思ったら・・・チャイナやコリアなど目じゃないぜ・・・そのうち、自力で支配してやる。何の旨みもないね」
「そうかな?コリアの数は把握しているのか?」
「未だ5〜60って所だろう?」
「甘いな・・・その10倍は超えているぞ。コリアのボスはさらにその倍を集めると言っている」
「何だと!・・・ジェイク!何匹だ?」
「うっ・・・50〜60・・・・どっちを10倍にすればいいんですか・・・」
「もういい!・・・アル!何匹だ?」
「へい・・・まず5〜60って事ですから、間の55をとる。55本の骨が入った籠が10個・・・それが二山って事です。60で計算したらもっと多い・・・数えるには相当時間がかかりますぜっ!」
「うっ・・・・何時の間にそんなに・・・?」
「迂闊だったな。それに、チャイナだって今のままじゃないだろう・・・数はどんどん増えているぜ。今後の為にも協定を結んだ方が得策じゃないか?・・・チャイナとコリアが手を組めばその二つが足される。それに、ウエスト・サイドは、総計の半分は集まった。凄い数を敵に回す事になるぜ」
作品名:CHARLIE'S 23 作家名:つゆかわはじめ