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ところてん
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勇者「ああああ」の大冒険

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冒険の書4:ああああLv.5


「あぁ~,やっぱ装備って大事だな,うん」
「あぁ,あんだけ苦労してた敵があっさり・・・だな」
「でも,なんっかしっくりこないんだよな,槍」
「あぁ~,林もか?俺も斧は手に馴染まないんだよな~」
「まぁ,ここで喋っても意味はねぇし先に進むか」
「それもそうだな~」
それまでは一本道で全く問題は無かったが,とうとう二つに別れた道に来てしまった
「左右に別れてる道って面倒くさいんだよなぁ」
「それもそうだな,虱潰しに進むか・・・ん?」
「う~ん,どっちの道がいいだろうな,宮地?」
「お前,そんなの真っ直ぐ行くに決まってるだろう」
「ごめん,言葉が足らなかった,右か左のどっちの道がいいだろうな?」
「はぁ~,だから言ったろ?真っ直ぐだって~」
「・・・え?なんだ?岩を突き破って行くの?え?」
「いやいやいや,よ~く正面の岩を見てみろ・・周りの岩と比べて色が薄いだろ~?」
「よく見るとそうだな,しっかしよく気がついたな」
「いや,なんか声みたいなのが聞こえてな」
「声?なんだそりゃ」
「言ってる俺もよく分からん」
「そうか,ほんと謎は増えていくばっかりだな」
「とりあえずこの岩を押してみるぞ」
「んじゃ,せーの!」
ゴゴゴゴ・・・・
「おっ,奥になんかあるぞ」
「本当だ,行くぞ」
「言われなくても分かってるっての」
一本道の先にはなにか剣のようなものが突き立ててる
「なんだこの剣?・・・よくわからないけど抜いてみるか」
ズッ・・・・
「あれ?動かねぇ,なんでだ?」
「・・・ちょっと貸してみろ,林」
スッ・・・
「なんだ,簡単に抜けるじゃないか」
「あっれ~?」
「しっかしなんか見た事あるなこの剣」
「俺もあるぞ,宮地・・・これF〇Ⅷのガンブレードとそっくりだ」
「ガンブレード?!」
「ちょっと,ガンブレード持たせてくれよ,宮地」
「あぁ,いいぞ」
「重!この剣すっげー重い!」
「はぁ?この剣のどこが持てないほど重いんだよ?逆にしっくりくるぞ」
「お前,どういう腕してんだよ」
「う~む・・・」
「あぁ,そうかこれお前専用の武器か」
「俺専用の武器?」
「ほら,よくあるだろ特定の人物しか持てない武器,それならガンブレードを引き抜けなかったのも合点がいくしさ」
「そういうのもあったな」
「ここは他にはなにもなさそうだな,戻るか」
「そうだな」
(ガンブレードと声どこかで繋がりそうなんだが・・・・なんなんだ?この違和感)
「おーい,置いてくぞ」
「あぁ,悪い悪い」
その後,俺達はなんやかんやでボス部屋の手前まで来たのであった
「そろそろボス戦だろうな,気を引き締めるぞ」
「サクッと倒して次のイベントに進むぞ」
「そうだな」
「じゃあ,行くぞ」
おっと,その前にセーブしないとな
なんか出鼻が挫かれた気分だけどまぁいいか
・・・宮地のやつなんか悩んでたから後で聞こうかな