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ところてん
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勇者「ああああ」の大冒険

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冒険の書1:ああああLv.1


「クソッ!!あの野郎,俺の夢にまで出てきやがって!」
俺は次の日でも不機嫌だった,理由は森田が俺の夢に出てきたからだ
「・・・深呼吸でもするか」
スーハー
「いくらか,まし・・・かな?」
「よし!学校に行くか」
「うぃーす」
俺がいつも通り教室に入るといつも宮地が・・・森田もいた
「よー,林」
「よぉ,宮地」
「森田と何してたんだ?」
「こいつとゲームしてたんだ」
俺は一瞬飲み込めなかったがすぐに理解した
「あぁ,あれか」
「お前,名前何にしたんだ?」
「いつも通り「みやち」だぞ」
「じゃあ,俺の名前「ああああ」な」
「あのなー」
「本当にそれでいいんだね,宮地君と林君」
あぁ,あれかゲームの最初にある誤った名前を防ぐためのあれか
「俺はいいぞ」
「俺もー」
「じゃあ,早速」
ゴキッバキッ
「うっ!」
「おぉふ!」
・・・・・・痛い・・首が痛い・・・
なんでこんなに首が痛いんだろ・・森田がなんか知らんが俺を殴ったな・・
あいつ,後でブッ殺す・・・
なんか獣の叫び声が聞こえる・・?・・!・聞こえちゃ駄目だろ!
そこで目を覚ますと辺り一面,野原,野原,野原
はぁぁあああ?!
周りに響き渡る俺の絶叫
ちょっと叫び疲れたので休憩していると草むらがガサガサと動いたので反射的に身構えた
それはゆっくりと立ち上がると・・・
「誰だよ~,叫んでるやつ」
「宮地かよ!」
「よー,林」
「よー,じゃないから!,周りを見ろ!」
宮地は周りを見ると
「草・・だな!,よく眠れそうだ」
「いやいや,俺達さっきまで学校にいただろ!」
そこで宮地は少し黙り・・あれ?拳を震わせている?
「あいつ,全力で殴る!!」
「おう!」
さてと,今はどういう状況なんだ?森田に殴られて,ここにいるんだよな・・・
「よし,一回寝よう!」
俺と宮地が同じ夢を見てる確率は低いが・・夢オチなら十分に確率はある!
俺は頭の中でまとめた事を宮地に言い,とりあえず寝る事にした
・・・・夢オチじゃなかった・・・・
「よし,宮地を起こすか」
「おーい,起きろ」
「よぉ,林」
「どうだった?」
俺は返事すらできずただ黙っていた
「そうか,夢オチじゃなかったか・・どうしようか?」
「一回・・町を探すか」
「え?」
よく考えたら,これはいつものゲームなんだ
「森田に殴られてここにいるけど,俺達はゲームをしているんだ,だから町はある」
宮地はまだ言っている事が分からないようだ
「だから,俺達はいつもやっているゲーム・・RPGの中にいるんだ」
そこで宮地は俺の言っているが分かった
「そうだな,それなら町は絶対にある」
歩く事10分弱・・・
「あった!よし早速村の人に話しかけるか」
「ここはなんていう村なんですか?」
「防具と武器は装備しないと意味がないぞ!」
まさかの質問,全否定だった
「ふざけんなよ,オッサン!!」
「防具と武器は装備しないと意味がないぞ!」
「落ちつけ林,ボウグトブキハソウビシナイトイミガナイゾ村かもしれないぞ!」
「そんな訳あるかー!」
「防具と武器は装備しないと意味がないぞ!」
「落ちつけ,林」
「防具と武器は装備しな」
「黙れぇ!!」
俺達はとりあえずその場から離れ,そして思い出した・・・
RPGだから同じことしか喋らないじゃん
その後,俺達を落ちつきを取り戻し,順調に情報収集をしていった
ちなみにここはスタ村というらしい
・・スマ〇ラみたいだな
とりあえず,ここの村では魔物に連れ去られた子供たちを助けるらしい
「宮地,今からする事は分かっているな」
「あぁ,教会に行ってセーブした後,宿屋で寝るだろ!!」
「あぁ!!」
その夜,当たり前だがこの世界の金などない俺達は野宿をした