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ぼたん

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自分のページの『メッセージ』をクリックすると、当然ながら履歴などない。
「はて?どうするんだ?」
その人の『プロフィール』に戻り『メッセージを送る』をクリックしてみた。
『宛先』にその人のHN。『件名』と『メッセージ』に言葉を入力する。

――こんにちは。はじめまして。作品を拝読しました。
あなたのように創作できたらいいなと思いました。
これからも宜しくお願いいたします。――

送信したあと、何度も『メッセージ』を確認読み返した。
どれくらい経った頃だろう。
画面を閉じようとしたとき『メッセージ』が届いたとのコメントが画面上にあった。
コメントをクリックするとその人のHNと件名が現れた。
記念すべき、第一報である。
私はマウスを握りなおしクリックした。

――初めまして!
読んでいただいてありがとうございます!
創作も投稿も始めたばかりでここのシステムがいまいちわからず、
何か失礼があるかもしれませんがその時はお許しください。
あなたの作品も読ませていただきますね。――

どうしたことか、心の中で(やったー!)とガッツポーズ。本当に嬉しかった。
作品名:ぼたん 作家名:甜茶