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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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Sunlight-あたしと彼女の小生意気奮闘記-(2)

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「……」

 前にも見た未知流に真正面から見つめる、強く、輝かしい、キラキラした太陽のような瞳。

 間違いなく、彼女と共に行動すると自分の現状が変わるに違いない。それを裏付ける根拠はないが、そう思える。

「ねぇ、やろうよ!」

 顔を左に傾け、微笑むネオ。

 その笑みを見ずに、黙って目線を下に向ける未知流。

 でも、やっぱり……あたしのことを……見てくれているのなら、彼女を――

「そんなこと言ったって……そんなキレイごとを重ねた言葉を……信じられっかよ!!」
 未知流は両腕を震わせ、顔を下に向けたまま、鋭い口調でネオを突き放した。それがクラス中の学生たちの話し声を上書きする。冷え切った空気が教室中に漂う。

「そういうヤツほど、信じられるムシのいい話はねぇんだよ! アンタだってそうだろ? どうせあたしのことを最後には裏切り、他のヤツと手を組んで、退学へと追い込もうとしているんだろ!?」