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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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Sunlight-あたしと彼女の小生意気奮闘記-(2)

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 ――降参だ。

 ほんとにコイツは。

「ふふふふふふ……、」

 あ、やばい、我慢できない。

「あはははははは!」

 視線を逸らして含み笑いから、突然大爆笑。

「な、なによ! 人がものすごく真剣な話をしているっていうのに! そんなにわたしの言っていることが変だったっていうの!?」

 未知流の爆笑に真に受けて、ネオは頬を赤くしながら、声を荒げる。

「あははは、ち、ちがう。ちがうの! あははは!」

 笑いながら、ネオに手を出す。

 「ふう」と、未知流は一呼吸着き、右手を額に当てて、

「ただ……自分の頭の小ささに、ね。こんなことをずっと悩んでいたあたしが、バカみたいに思えて……ね。ほんと、あんたのその執着心に脱帽だわ」

 と、諦め口調。最後に「はあ……」とため息をつく。

 笑い顔から落ち込み顔という、学校では見せない表情の変化に、

「ど、どういうことよ?」