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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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Sunlight-あたしと彼女の小生意気奮闘記-(2)

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「で、でもあたし、どうやって接すればいいのか……」

 分からない。

 そもそもネオ以外の他人は、あたしに対して口を開いてくれるのだろうか。

 そして、

「それに、あたしと関わり続けると、アンタまでも……」

 結局、ここに帰結する。くどいと言われようが、何度でも。

 心配になってしまう、彼女に与える自分の悪影響が。そうやって増えていくのが。

 だが、

「大丈夫よ!」

 ネオは未知流の苦悩を一蹴し、彼女の両手をさらに強く握り、顔を近づけ、自信満々に、

「わたしがそばにいるから! 言ったでしょ、代弁してやるって。線引きも変えてやるって! それで、結果的にわたしの周りが敵だらけになっても、厄介事には慣れっこだし……わたしには、未知流がいるしね!」

 目をパチンとウインクしてみせる。

「……」

 未知流は、顔を地面に向ける。

 まいったなあ……そんな顔をしたら、選択肢はたった一つしかないじゃないか。