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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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Sunlight-あたしと彼女の小生意気奮闘記-(2)

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「何よアンタ。そんな悪趣味なカッコーで、よくわたしの前に出られるわね。わたしはアンタに用はないの。あるのはあのアリクイリーゼント野郎だけ。 そんな格好したって、アンタの存在価値はゴミ以下よ。はい、外野は黙ってて。邪魔よ、ジャマ!」

 嫌味を含めた発言を吐き、ネオはツンとした目で――態度で相手を見下す。

「な、な、な……ンだと、このアマァ―――――っっ」

 ネオの挑発に、血の気がMAXに届いた角刈りの豹柄チンピラは、突然、右拳でネオの額に向かって殴ろうとする! が、

 ガシッ!

「あ、アニキ……」

 アリクイリーゼントでチンピラのリーダーであるヤンキーが、ネオに角刈りのチンピラの右肘を掴む。掴まれたことで、チンピラの血の気が急激に減る。

 背後にいる、三人のチンピラのうちの一人が、

「アニキ、こんなヤツ、オレたちだけで……」

「インだよ。名指しで言われて、おめえらに任せたら面目丸つぶれってもんよ。おめえら、手ぇ出すなよ。コイツはオレの獲物だ」

 ヤンキーは前に出て、座り込んでいるネオの前へと対峙する。

「へぇ~、アンタみたいなヤツが、筋を通すとは思わなかったわ」