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てっしゅう
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「セックスアンドザシックスティーズ」 第二十九話

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「なにって・・・そのう昨日の夜に仲良く出来たって言うことだよ」

「そんなこと私たちや美紗子さんたちだって当たり前にしている事じゃないのかしら?」

「昨日は当たり前じゃなかったんだよ。典子さんたちにとっては」

「そう考えているの高志さんは」

「女の幸せは好きな人からの満足も関係あるって思うからね。恵子さんだってそうだろう?」

「わたし?・・・うん、否定しないけど、あなたにそれを強く求めたりはしてこなかったでしょ?傍に居てくれるだけで私には幸せが十分感じられていたし結婚をしてくれる気持ちがあなたにあるって解ってより幸せになれたからこれ以上はもういいのよ。そう思ってきた」

「典子さんもご主人とのよりが戻って幸せに感じられただろうけど、それに加えて強く愛し合えたから良い表情になったんだと思うよ」

「そうなの・・・こんど典子さんから話を聞くのが楽しみなってきた」

「程々にしろよ・・・他人の寝物語は強い刺激になるからな」

「そうなったら、どうする?」

「どうするって・・・どうして欲しいんだ?」

「もっと感じさせて!って言ったら・・・困るでしょ?」

「頑張っちゃうよ、俺も男だからね。負けられない」

「ほんとう?ライバル意識むき出しになるって言うわけね・・・なんだか怖いわ」

「怖いぐらいに感じさせてあげるよ。望むなら」

「無理言っちゃって!あなたらしいわ・・・それよりお仕事で頑張って頂戴。わたしはあなたの貞淑な妻でいるから安心して」

「恵子、好きだよ。キミが一番俺の事わかっていてくれるから」

「私も好き、あなたが一番大切にしてくれているから」

こちらも仲睦ましい夫婦に見えたことだろう。