お弁当ものがたり
シュウマイの恨み
教室でのクラスメイト達との朝ご飯は、楽しかった思い出です。
こんなことがありました。
ある日あるとき、おかずにシュウマイを入れていきました。ワタクシの悪友はシュウマイが大好きです。
ワタクシはちょっと意地悪をして「あげないもん」と見せびらかしながら、彼女の目の前でぱくっと食べました。
ところが、彼女は策を巡らして、ワタクシの気をそらすと、残った一個のシュウマイをつまむと、電光石火の早業で自分の口に入れてしまったではないですか。
う〜〜ん。一生の不覚!
彼女の得意げな顔が今でもはっきりと思い浮かびます。