帯に短し、襷に流し
〔七五三〕三歳・男女
髪置きの儀がそのいわれ。三歳になって初めて髪を伸ばし始める。
地方によって、やり方がまったく違うので、その土地土地での風習に従う。
基本的に、お宮参りの着物を使用。
子どもの体格に合わせ、肩上げ、腰上げ、袖あげ。
お宮参りの紐をはずして、綿の付紐を、子どもの体格に合わせた位置に付け替える。
お宮参りの紐をそのまま利用する人もいるが、そもそも、大人の体に着物をかけるための紐であり、子どもの着用には、着にくいだけの邪魔な紐。
帯をつけるところは、帯をしめる。
多くは、兵児帯を締め、被布を着せる。昔は、羽織だった。
〔七五三〕五歳・男
袴着のお祝いがそのいわれ。五歳になって初めて男として認められ袴を着用する。
基本的にお宮参りの着物を使用。
子どもの体格にあわせ、肩上げ、腰上げ、袖あげを取り直す。
袴着用。
現在、多くが言われる、羽織は無用。
ましてや、お宮参りの着物は、羽織ではなく、着物。
寒い場合は、羽織着用。
〔七五三〕七歳・女
帯解き(紐解き)のお祝いがそのいわれ。女の子がはじめて付紐をはずして帯をしめる。
四つ身裁ちの着物。
小袋帯に、帯揚げ帯締めをして、しごき帯をしめる。
〔十三参り〕
基本、大人物。
肩上げ必須。後は大人と一緒。