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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「セックスアンドザシックスティーズ」 第十九話

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10月に入って映子が大阪に彼の出張とあわせて旅行すると連絡があり、恵子と会う予定だから典子と美紗子も大阪に来ないかと誘われた。

くいだおれの街大阪に行くことが楽しみになった美紗子は典子と一緒に新幹線で向かうことを映子に報告した。

しばらくしてホテルの予約を3人部屋で取ったからとメールが来ていよいよその出発の日がやって来た。11月3日と4日の土日で4人は会うことにした。

映子は前日に入って土曜日に大阪駅での待ち合わせに来る予定にしていた。彼の出張最後の金曜日の夜から一緒に泊まる約束をしていたのだ。

大阪に向かう新幹線の中で典子は同窓会のことを聞いてきた。

「美紗子さん、もう彼とは逢ったんでしょ?どうなったの?」

「ええ、典子さん。逢いましたよ・・・」

「それだけ?」

「それだけって・・・言うんですか?ここで?」

「じゃあ、どこで言うのよ?」

「みんなと会ったときにでも話そうかと思っていました」

「先に教えてよ!聞きたいわ」

「彼に・・・プロポーズされました」

「うっそ?結婚してなかったの彼?」

「奥様なくされていたの」

「そうだったの。何か縁を感じるわね。あなたと彼って。ひょっとして運命の出会い?かも」

「彼もそういいました」