温度差
あなたは知らない
わたしが冗談を言うのが好きだから
あなたは笑って面白いひとだと
もうそれだけのイメージで
あなたは私を知らない
わたしが沢山しゃべるものだから
あなたが好きだという言葉も
もうBGMのようになって
あなたの胸を叩かない
わたしが涙を見せたことが無いから
あなたは私に悩みがあるなんて
少しも思ってないようで
あなたの同情をひかない
わたしがあなたに怒ったことが無いから
あなたは私が不満を持ってるなんて
少しも思ってないのでしょう
あなたは私を知らない
わたしが無口になって
涙など流してみたら
あなたはどうするのでしょう
その時は その時は
もぅすぐかも知れないのに