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でんでろ3
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いつか龍になる日まで

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「えー、それでは、行ってみましょー! 昇り龍の形態模写」
龍はステージにベタッと四つん這いになると、バタバタと歩いた。
「とかげ」
また、龍はステージにベタッと四つん這いになると、バタバタと歩いた。
「やもり」
また、ステージにベタッと四つん這いになると、バタバタと歩いた。
「いもり」
その体勢から、4本足ですっくと立ち上がり、
「キリンビール」
そして、今度は、2本の足で立ち上がり、
「それでは、続きまして、蜂」
身体を、8の字にした。ところが、バランスを崩して、横に倒れてしまった。
「無限」
その体勢から、体の一部を直線にして、
「関ジャニ・エイト」
そして、少しずらして、
「マリブのさざ波」
そして、今度は、体を四角くした上から、頭を出して、火を噴いた。
「ライター。……これが、本当の竜ライター」
そして、ステージ正面のカメラに向かって、水平にらせん状になると、くるくる回って、
「1人エグザイル」
そのまま、回転しながら、頭が下になるように、らせんの向きを変え、尻尾を上にして、逆向きにとぐろを巻いて、尻尾をピンと立て、
「ソフトクリーム」
客席の反応を確かめてから、ぴょんと2本足で立ち上がり、
「どーもっ! ありがとうございましたーっ!」

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