RED+DATE+BOOK01
「明日からなんだろう?今日はもう寝るといいよ。」
「んーそうすっかな。おばーちゃん俺どこで寝ていいの?」
「亮君の部屋は洋室の方がいいと思ってベットにしたのだけど・・・。」
そう言われて連れてこられた部屋は意外にも小さい部屋。
とは言っても他の部屋と比べたらだ。
以前俺の使ってた部屋よりはそうとうでかい。
「あまり大きいと落ち着かないと思って・・・ベットでよかったかしら?」
部屋の端に置いてあるベットはでかい。
すっげーのんびり出来そうなサイズ。
「めっちゃ嬉しい。本当にありがとう。」
頭をちゃんと下げてお礼を言う。
おばーちゃんは良かったと安心した顔を貼り付けてお休みなさいと言って出て行った。
「すげーふかふかだ。」
上質な布団に身を包み部屋の電気を消す。
明日の準備は既にした。
待ってろよ!篠宮学園!
そう意気込んで俺は眠った。
作品名:RED+DATE+BOOK01 作家名:笹色紅