「セックスアンドザシックスティーズ」 第十四話
「へえ~なかなか立派じゃないの。嬉しいわこんな場所があっただなんて知らなかったから。これから利用させていただこうかしら」
「美紗子さん、誰と利用するの?」
「いやですわ・・・変な事考えないで下さい。何かの時にって言う意味ですから」
「そうだったの。時々私とこうしない?」
「いいですね。近いからすぐだし。新幹線じゃなくても在来線で1時間半ぐらいでしょ。たまにはのんびり電車で来るのも楽しいから」
「じゃあ約束よ。月に一度ぐらいにしましょう」
「はい、喜んで・・・」
二人は夕飯を温泉施設のレストランで食べ、大きな風呂にゆっくりと浸かりホテルに戻ってきた。
少々疲れていたのかベッドに入ってすぐに眠ってしまった。
恵子もいい夢を見ながら眠りに就いていた。
映子も運転疲れだったのか同じようにすぐに眠ってしまった。
東京での4人のゴールデンウィークがこうして終わろうとしていた。
作品名:「セックスアンドザシックスティーズ」 第十四話 作家名:てっしゅう