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扉を開けたメール

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「話を戻しますが、『ともちゃん』と呼ばれた記憶があるそうですね。誰にそう呼ばれていたのか、それは思い出せないでしょうか」

「はっきりとした記憶はありません。多分、三歳か、四歳か、というところでしょう。
なんとなくですが、母だったと思います。父というイメージではありません」
「その部屋で、元は扉だったと思えるのは、お弁当が入ってくる孔でしょうね。その周辺の壁にそれらしい異質さは感じられませんか?」

「その通りです。外から扉の大きさの壁をはめ込んだようになっていますよ。
その壁の下のほうに横三十センチ弱、立て十五センチくらいの孔があります」

「隙間は幾らかあるでしょうね」

「二ミリか、三ミリの隙間がありますが、そこからは壁の向こうが見えません。下の孔から覗くと、ソファーが置いてある感じです。ソファーの下からお弁当が入ってくるみたいです」

「入ってくるのはお弁当だけですか?」

「台所用の洗剤が入ってきます。お風呂でも洗濯でも、それを使っています。シャンプーとか、リンスとか、テレビで見ているので、使ってみたいと、思っています」

「全部台所用洗剤で洗うんですか!でも、それは名案かも知れません。ちょっと、感心してしまいました。」
作品名:扉を開けたメール 作家名:マナーモード